2017年10月16日

紙粘土でつくる「ロールパンの模刻」



こんにちは!美術クラブ講師の吉川です。

毎年恒例の粘土模刻を終えましたので
生徒たちの作品を紹介します◎


今年はロールパンの模刻です!
講評会でズラリと並ぶようすはパン屋のようで、
目に美味しい講評会になりました。


講評会に並んだみんなの作品。一番手前が本物のロールパンです。

先生たちはいろんな角度から作品を見ていきます。

みんなのこだわりが、形や色にあらわれていました。



それでは、作品紹介です。じっくりとご覧下さい!



[K.E.さん] 焼き色のグラデーションを、パンの形に合わせて作ることに成功しています!

[M.M.さん] ふくらんだ部分とへこんだ部分のぶつかりにシワが生まれているのが分かります。形には理由や根拠が必ずあり、そこにリアリティが生まれます。

[T.M.さん] コピーするだけでなく、「どうしたらパンらしくなるか」という試行錯誤がうかがえます。

[Y.A.さん] 絵の具の染みが美しいです。反射光を入れるなど、作品として演出がされています。

[K.M.さん] ロールパン独特の生地が巻かれた形を、じっくり作り込んでいます。

[S.A.さん] とても慎重に、丁寧に観察しています。

[Y.S.さん] こちらもパンのふくらみを魅力的に表現しています。

[S.Y.さん] ロールパンらしさが大胆に表現されているわけではありませんが、本物より「らしい」質感を感じます。

[H.Y.さん] 底面も作り込むなど、全体の見え方を大事にしています。塗りはもう少し多角的に見たかったですね、惜しい!

[O.C.さん] 透明色をうまく使っています。色が少し変わるだけで味が違って見えるのが面白いですね。

[S.Y.さん] 本物そっくり!!色を的確に重ねて、中間色がとても綺麗です。

[H.M.さん] 底面への回り込みの形にこだわりを感じます。その形に色が関わってくるとなお良かった!


いかがでしたか?
いつもより多めに作品紹介をしてみました。

粘土模刻が久しぶりの人も初めての人も
いろんな方向から見てみたり、触りまくっていましたね。
立体でも平面でも、対象を知るという大切さを改めて感じてくれたんじゃないかと思います。


制作前のレクチャーの様子

パンらしい形とはどういうものか、よく観察しながらヘラで作っていきます。

ロールパン独特のふくらみや凹みを、いろんな角度からチェック。

焼き色を塗る前に、ベースの色をおきます。

だんだんと焼き色がついてきました。グラデーションには特に神経を使って。

最後の仕上げ。パンの表面のツヤ感まで表現します。


来月からは想定デッサンです。
今回と打って変わって、目の前にモチーフが用意されません。
資料を用意するなど、自分でフットワークよく動くことが要求されますよ〜!
受験組はついに対策スタートです。
じっくり積み重ねていきましょう!!



2017年9月19日

美術系高校入試のための「受験デッサン講習」レポート



こんにちは!
美術クラブ、講師の村です^^


美術クラブはまたまた8月下旬にイベントを行っておりました。今度は受験生のためのイベントで、「受験デッサン講習」というもの。これは美術系高校への進学を考えている中1生〜中3生が対象で、試験で課される実技入試(特色検査)のデッサンに向けて、基本的なトレーニングをしてみましょう、というものです。


神奈川県には、4つの美術系の公立高校があります。弥栄高校・上矢部高校・白山高校・川崎総合科学高校ですね。私立高校では橘学苑高校などがあります。それぞれの高校で異なる実技試験が課され、時間内で指定されたモチーフを鉛筆でデッサンをします。


各高校でもデッサンの講習を開いていますから、志望校が決定している人はすでにそちらに参加されている方がほとんどです。学校説明会にも積極的に参加されたり、熱心な方は自分の目で志望校をしっかり見学し、多くの情報を仕入れているようです。しかし中には、急に美術系高校への進学という選択肢が浮上してきて戸惑っている人や、デッサン試験の内容に対してどうすればいいのか分からず慌ててしまっている人などもいらっしゃいます。今回のイベントが、そんな中学生さんや保護者の方の助けになれば幸いです^^


それでは、デッサン講習の様子をご覧ください〜


画材の説明と準備からスタート

試験本番で使える鉛筆・使えない鉛筆というのもある

こんなふうに芯を長めに出すのが、デッサン仕様の鉛筆のかたち

先生が削るのを見せてもらったら、自分でもやってみる

モチーフの配置や構図をどうするかなども、絵の観やすさを左右する大事なポイント

構図の取り方や、モチーフの構造について図で確認する

オレンジ→球体、木製キューブ→立方体、紙コップ→円柱、
のように基本形態に置き換えて考えてみよう

自分の絵が今どのようになっているか、客観的な視点から先生に教えてもらう

遠くから観た自分の絵は、描いていた時とは違った感じに観えるもの

講評会の様子。他の参加者の絵を観て、ハッと気づかされることがある

いかがだったでしょうか?
写真から皆さんの真剣な雰囲気が伝わってるといいですね。


今回描いていただいたモチーフはあくまで練習問題ですから、実際にどこかの美術系高校で出題されたものではありません。しかし、受験デッサンの基本を理解する上では非常にわかりやすいモチーフだと思います。


次のステップとしては、練習を繰り返し行うことです。モチーフを変えながら描く。同じモチーフでも配置を変えて描く。試験時間内で描く。などなど、練習方法はいくつもあります。頭で理解しただけでは入試本番に役立つかどうか、まだ不安が残ります。安定的に描けるようなスキルを身につけ、さらなる自信に繋げてほしいですね!


この後、受験をする中3生は、2学期の授業の中で入試のための特別課題をこなしていくことになります。週1回のデッサン練習を頑張っていきましょう!次の集中特訓は12月下旬に開催予定の「2017冬期講習会」、募集は11月1日スタートです。


参加してくれた中学生の皆さん、ほんとうにお疲れ様でした!


次回のブログは、粘土による立体制作の様子をお届けします。
お楽しみに〜^o^/



2017年9月8日

「夏休み美術教室2017」レポート


こんにちは!講師の村です!
今回は7月末に行った体験イベント「夏休み美術教室2017」の様子をお伝えしたいと思います。このイベントは、


「デッサン」
「水彩画」
「リアルな立体」


この3種類の課題の中からひとつ選んで参加できます。どれも本格的な画材を使いますので、皆さんは先生からその使い方を教わりながら作品を作っていきます。今回はたまたま立体を選んだ方がいなかったので平面の2課題をご紹介しますね。



まずは「デッサン」を受講した方たちの様子から見ていきましょう!

鉛筆の削り方や、画材の準備の仕方の説明から
刃物を使うときの注意点を教わり、自分で削ってみる
安全な持ち方や、力の入れ具合も大事なポイント
絵にしやすいアングルを考え、モチーフをセット
下書き〜本番への流れを確認してからスタート
いよいよ画用紙に描き始めました
影を描いて、立体感を感じる絵にしていきます
いま自分の絵がどうなっているか比較します
随分と絵がリアルになってきました!
加筆指導。先生が描いてるところを見せてもらいます




続いて「水彩画」の制作の様子。カラフルで楽しそうです!

絵の具といえど、こちらもまずは鉛筆による下書きから
背景色を全体においてから描いてもOK!
爽やかな色にこだわりがありますね
白い絵の具でも描くことができます
モチーフの自然な雰囲気が感じられて上手です!




制作終了後は、作品講評会です。
自分の作品にアドバイスをもらいます。しかも他の人のアドバイスも聞くことができて、これがなかなか勉強になるんですよ!

自分の絵が、他の人の目にどう映っているかを伝えます
今後改善していきたいポイントも知ることができます
描く力もつけますが、絵を正しく見る力もつけましょう


終了後、皆さん達成感があったようで、充実した顔をしていました。集中して描いているとヘトヘトになるけれど、やっぱり描けると嬉しいんですよね!2日間ほんとうにお疲れ様でした。

8月末には「受験デッサン講習」という美術系高校入試のためのイベントをおこないましたので、次回はそちらの様子をお届けしたいと思います。


お楽しみに〜(^_^)/